お盆をすぎれば暑さも和らぐと言いますが、今日は本当に暑い1日でした。
昨日は夏休みこどもクラスで「ひまわり」を描きました。前日の17日日曜日もとても暑かったですが、その暑さの中自転車を走らせ、私も我が子と「ひまわり祭り座間会場」へひまわりを見に行ってきました。ひまわりを200円で3本自分で切って購入できるので、お教室で使うひまわりを選んで切ってきました。とても大きくて立派なひまわりです。こんなに大輪のひまわりは、花屋さんでは販売していないの嬉しくなり、お教室でお子さんに描いて頂くのが楽しみになりました。
さて、昨日のお教室についてです。絵を描く時には気持ちを大切にする事など、絵を描く時に大切にしたい事をはじめにお話ししました。初めてお教室にいらしたお子さんは少し緊張した様子で私の話しを聞いてくれました。
ひまわりを写生して忠実に描かなければならなかったので、お子さん達は沢山の花びらを描くのに一苦労していました。なにせ花びらを数えてみると50枚近くありましたから。スイカを描いた時もそうでしたが、「楽しい」と素直に思える工作と違い、写生は粘り強く描き上げないといけないので、お子さん達は少し気難しい表情になりながら描いてゆきました。
背景については、自由な色で良いと言いましたが、早朝や夕方の時間を選んで見に行かない限り、青空の下にあるのがひまわりなので、どうしても水色を選ばざるおえないのが「ひまわり」の絵の宿命な気がします。ネットで「ひまわりの絵」で検索すると殆どの絵が青空の下にあるひまわりを描いています。
何故ひまわりを描く事にしたのかと言うと、座間市で「ひまわり写生コンテスト」があり学校の宿題になっているお子さんもいらっしゃるというのがあります。コンクール等に作品を出すのは賛否両論あると思うので、個人的にはお勧めしようという気持ちはありません。賞を取れれば絵が大好きになるでしょう、でも賞を取れなければ何だか自分の一生懸命描いた絵が良くなかったような(そんな事はないのに)気持ちになると思います。
芸大、美大に進む人が全て子供の頃に賞を取っていたかというと、そんな事はないと思います。子供の頃に賞を取った人の方が少ないのではないでしょうか。
コンクールで賞を取れればそれに越した事はありませんが、賞を取るよりも何かを見て感動する心を育む事、絵を描く過程を楽しいと思う事をAgate blancheでは大切にしてゆきたいと思っております。
2時間という制作時間でお子さん達は、お互いにどう描いているかを意識し合いながら、集中してひまわりを描き上げました。今回は、普段はなかなか使わないという自分のお小遣いを使って来たい、と言って来て下さったお子さんも!何だか嬉しくて涙が出そうな思いでした。有難うございました!また是非いらして下さい。