今日は夏休みこどもクラスの自由絵画でした。
数日前から台風だったのでお教室の日までに去ってくれるか心配でしたが、風はまだ強いものの太陽が照りつける晴天となり、ほっといたしました。皆様は台風の被害など大丈夫でしたでしょうか。
さて、今日は自由絵画で描く内容に困らないか少し心配でしたが、殆どのお子さんが予め描きたいものを考えて来て下さり、お教室で考えたお子さんもすぐに描きたいものが決まったので、早々に絵画制作に取り掛かる事ができました。
絵を描く時の心構えのようなものをはじめにお話し、いきなり本番の紙に描いて失敗したりする事がないように、描くものについてどんな事を思ったのか、どんな事が描きたいのか予め確認してから下絵を描き、それから本番の紙に書き始めました。
お子さん達はお互いの絵をお互いに意識しながら「上手だね」など褒めたり感想を言ったり、時には絵画用の練消しゴムを伸ばしたり縮めたりして息抜きしながら、終始楽しそうに絵を仕上げてゆきました。ご家庭で一人で描かれるよりも、きっと多少の競争心も手助けし、2時間という長い時間集中できるのだと思います。
予め確認した「どんな事が描きたいか」を時々こちらで確認しながら、それを大切にして描いていったので、仕上がった絵に表れているのではないかと思います。
絵に対して苦手意識さえ持たなければ、成長とともに絵を上手に器用に描く事はできるようになります。ただ、絵具の使い方に慣れていなかったりすると、自分が想像するのと実際に描いてみたものに隔たりがあり、そこで苦手意識を持ってしまう場合があります。
なので、全て自由に描いてゆくのではなく技術的な指導もしつつ「絵や造る事を楽しいと思う気持ち」や「何かに感動したり綺麗だと思う気持ち」を一番大切してゆきたいと思っております。
お子さんが絵を描いてゆく素敵な時間をご一緒できて、お教室が終わった後はとても幸せな気分になります。
お母様お父様、ご送迎有難うございました。また是非いらして下さい。