日ましに秋を感じる季節になりました。
秋になるとくぬぎの木のどんぐりを沢山拾える小道が近所にあるので、お天気なら子供を連れてお散歩がてらどんぐり拾いに行こうと思っていましたが、今日はあいにくの雨です。
明日は関東にも台風が接近するとの事、皆様もどうぞお気をつけ下さい。
さて、昨日はこどもクラスで「体の仕組みを知って人物を描こう」を行いました。
お子さんの絵に手がなかったり、肩がなかったり、頭と体の大きさの比率がおかしかったりする事が良くあります。それが逆にお子さんの絵の魅力になっていたりする事もあるので、ピカソの絵を見せながら、絵を素晴らしいものにする為にわざとおかしく人物を描く事もあるという事を先にご説明ししました。それから、今回は素敵に絵を描く事ではなく「体の仕組みを知って人物を上手に描いてみる」という事を大切にして描いてみましょうとお話しました。
ついでに理科のお勉強にもなるかと、人体骨格模型を使って低学年のお子さんにもわかるように、人の体の中には骨がある事、自分と他の人の骨の仕組みはみな同じ事、関節という骨と骨のつなぎ目があるから体が自由に動かせるこどなどご説明しました。
話を良く聞いて下さるお子さん達だったので、興味深く耳を傾けてくれました。「人間は一体だれが作ったの?」というとても返答につまる質問もありました。
それから、色々と人物を描くポイントをお教えしながら実際に絵を描いてゆきました。初めての試みで私もどうなるか少し心配でしたが、人を人らしく描く事を、骨の模型を使い説明するとお子さんも興味を持ちやすく納得しやすかったようで、予想以上にうまくいったのではないかと思います。
「絵を上手にさせたい」と思っていらっしゃる保護者の方、絵を上手に描きたいお子さんにはとても良い課題なので、また是非行いたいです。詳しいポイントなどはお教室にいらして実際に聞いて頂けたらと思っております。
率先して最後まで片付けをしてくれるお子さん、小学校1年生なのに「ラファエロ」他、沢山の画家の名前がすらすらと出てきて驚かされたお子さん、普段はあまり時間をかけて描かないのにお教室に来たら一生懸命描いてくれたお子さん、お教室でお子さんと一緒に過ごせる時間が私の宝物です。おいしい栗のお土産も有難うございました。またいらして頂くのを楽しみにいしております。
11月22日土曜日にご好評につき「こどもクラス」増設いたしました。(定員に達した為募集を締め切らせて頂きました。)