昨日の座間は気温28度。本当に暑かったです!
玄関先の紫陽花はまだほんのり紫がかってきたばかりですが、庭の柏葉紫陽花は満開でこの暑さの中、唯一梅雨を感じさせてくれます。花言葉は「汚れなき心」だそうです。花言葉を知って花を見ると更に楽しいですね。
さて、おとといはこどもクラスでした。
毎回何を造ろうかが悩みどころなのですが、毎回インスピレーションに任せて決めております。今回は、ふと動物を作ってみたら楽しいのでは?と思いつきました。
お子さん達に良い経験を沢山して頂きたく何の材料で造るのか検討したところ、紙粘土なら
五感のうち、触感を使う活動ができる。
自分が思い浮かべたイメージを立体にする力が養われる。
自由にとったりつけたりできるので柔軟に発想できるし形になりやすく、低学年~高学年まで幅広く楽しめる。
と考えました。また、骨組みを造って動物を作れば彫塑を体験できるとも思い決めました。
ただ、乾燥させたりの工程がある為、1回の制作で彩色までできないので2回に分けて制作することにいたしました。このメンバーで次回に工作をするのは7/18なので、大分日にちが空いてしまうのが申し訳ないのですが。(お休みされた生徒さんには近日中にお休みされた分の制作をどうするのかをご連絡いたします。)
制作をはじめると、お子さん達にとって骨組みに粘土を付けていくバランス感覚がとても難しいようで
「うまく立たな~い」
という声があちらこちらから聞こえてきました。
「粘土をバランス良く付けて、上手に立たせるのも彫刻家のお仕事ですよ!」
と励ますと、彫刻家か~!とお子さん達は一生懸命頑張って試行錯誤し動物を作り上げていきました。
動物が造り終わったらお子さん達に紙粘土でアクセサリーでも作ってもらおうかと思っていたら、お子さん達は発想力が豊かですね。動物のエサを作ったり、動物が森を歩くイメージにしたいとお教室にあった木の枝をさしはじめたり、動物のお家を作ったり、水のみ場を作ったりされていました。
粘土が楽しくて、皆さん時間が足りないくらいだったので充実した時間を過ごせて良かったと思います。色をつけるのが楽しみですね!
お子さん達がいらしてくれることで、毎回お教室がとても明るくなり私もとても元気になります。工作のときはリラックスしているのか、毎回お子さん達は口々に色々なお話をしてくれます。美術のお教室というだけでなく、自分の事をよく知ってくれる誰かがここにいるという安心感を持っていただき、Agate blancheが成長を見守っていける場所であれたら嬉しいな、と思っております。
それでは、毎日暑いですので皆様どうぞご自愛くださいませ。