土曜日に引き続き、こどもクラス日曜日コースの様子をお伝えいたします。
何故この制作をしようと思ったのかや、制作の工程、授業の内容、他のクラスではどのようなツリーが完成しているのかなどは
「11/7🎄クリスマス🎄工作」 「11/21こどもクラス土曜日中旬コース🎄クリスマス工作🎄BLOG」 をそれぞれクリックしてご覧いただけたらと思います。
まず、10月の制作「自分の行ってみたい世界を描いてみよう」 で時間が足りなかったお子さんが、作品を仕上げてもって来て下さいました。ケーキやアイスクリームやきのこの山?など様々なお菓子が描かれた素敵な作品です。おいしそうなスウィーツの不思議な世界、私も入り込んでみたくなりました!
さて、クリスマスツリーの制作についてです。色紙を造る前に御見せした本があります。小学館アートブック「モネの絵本」です。
絵具から出した色をそのまま使うのではなく、自分が美しいと思った色を混色して自分だけの個性ある色を使って欲しく、モネの絵画を見て頂きました。
今回は年長さんと小学生といらしたので、年長さんには難しい話は考えずとにかく楽しく造って頂くこと、小学生にはどうしたら美しい色合いが出せるのかや作品が良くなるかを考えながら造って頂くことと、別の目標を立てて制作を進めました。
年長さんも小学生も1時間半では時間が足りず集中して2時間近く制作してくださったたのが嬉しかったです。
後からお伺いしたお話しなのですが、つい先日、東京都美術館で開催されている「モネ展」へいらしていたお子さんがいらっしゃったのです。
年長さんですが、モネの絵を見て
「影の色が違う」(影の色でいろいろな色が使われている)
とおっしゃったそうです。年長さんながら思うところがあったようだとお母さまからお伺いしました。私が10代後半にやっと感じたことを年長さんで感じることができたのはすごいです。言われてみれば、完成したそのお子さんのクリスマスツリーがモネの絵画のような色をしています。小さなお子さんだからこそ、何でも吸収しているのだなと驚きました。
良い作品を造るには、やはり本物にふれて良い目を養うことがとても大切だと改めて思います。皆さんも是非美術館に足を運んでみてください!
他のお子さんも、素敵な色合いを造るのに、こすってみたり混ぜてみたりで工夫され、それぞれ個性溢れるツリーを完成させました。
お教室にいらして下さるお子さんは、絵が得意なお子さんや、ご家族が絵が好きだとかいうお子さんが多く、皆さん素敵な作品を造られます。
中には
「私は美大に行きたい!」
という夢があるお子さんもいらっしゃり、とても嬉しいです。
あまり声を大にしてお話ししてはいませんが、若いころ東京芸大にどうしても入りたくて2浪もしています。現役から3年連続でデッサンの一次試験は通ったものの、2次試験で通らず2浪で諦めましたが、受験についての経験と知識は嬉しいことか悲しいことか豊富です(笑)
本格的に考えていらっしゃる保護者の方、芸大美大への進路についてお知りになりたいという方は是非ご相談くださいませ。一緒に芸大美大を目指して頑張りましょう!
今日もここまでお読み頂き有難うございました。時節柄、どうぞご自愛くださいませ。