暮れも押し迫り、いよいよ気忙しくなってきました。
今年は単発レッスンから月ぎめレッスンに変えたり、夏休みのレッスンにお通い頂いた生徒さんが公募展で入賞入選されたり、秋からはRICHOU Futere House コサイエ様で、アート×科学「アーツクエスト」として講座を開かせて頂いたりと、私なりに発展のあった年になりました。少しづつでも前に進んでいくことができているのは、通って下さる生徒さんと保護者の皆さま、私がお世話になっている方やお友達、家族あってのことだなと感謝しております。今年も有難うございました。
さて、昨日のこどもクラスでは「デッサン」を行いました。
秋からは、ハロウィンやクリスマスなどの創造力を育むような工作系が多かったので、実力に結びつくようなことをしたいとデッサンを行いました。
デッサン(dessin)とはフランス語であり、日本語で言うと素描、英語で言うとドローウィング(drawing)で、ものの形や明暗を紙に描くことや絵画の下絵のことを言います、とまずはデッサンの意味からご説明いたしました。
普段使用するエンピツはBや2Bだけですが、今回は6Bから3Hまでをご用意し実際に試し描きして頂きました。
それから、白黒でものを立体的に描くのには、光と影の関係を知って頂こうとモチーフのミカンに懐中電灯を当てて光と影の関係を実際に見てもらいました。明かりを消して懐中電灯を照らすと
「理科の勉強で習った!」
とお子さん達は興味深々。低学年のお子さんは理科の予習に、中学年、高学年のお子さんは理科の復習にもなりました!
実際に描き始め、ミカンを見て光の方向を確認してもらったり、明るいところ暗いところなどの明暗差をひたすら「くらべっこ」して頂き描き進めて頂きました。
低学年のお子さんもいらしたので人生ではじめてのデッサンだったというお子さんもいらっしゃいましたが、皆さん上出来のご自分のデッサンに満足されているようでした!とても上手に描けたと思います。
今年のレッスンはこの日で終了となります。冒頭でも少しご挨拶させて頂きましたが、本年中の御愛顧に心よりお礼申し上げます。来年も引き続きご愛顧頂きますようお願い申し上げます。新年にまたお会いできますのを楽しみにしております。そうぞ良いお年をお迎えください。