3/20日曜日コースこどもクラスBLOG「紙粘土の小さな世界」

何だか雪でも降りそうな空で、春とは名ばかりの寒い日ですね。

1月から陶芸、染色、想像画、抽象画など、「これを造りましょう」とテーマがはっきり決まっている制作が多かったので、お子さん達が楽しめる自由なものを、と日曜日のこどもクラスでは「紙粘土」でミニチュアなものを自由に作って頂くことにしました。

生徒さんたちは、絵画を描く時に使う「練ゴム」を絵画を描くより楽しそうにこねていることが多々あります。粘土をこねる作業は無心に楽しいものなのだろうな、と思います。

ただ粘土で制作するだけでは面白くないかと、段ボールをL字型に組み合わせた土台になりそうなものや、折り紙や色々な素材をご用意し、自由に使って頂けるようにしました。

これと決まったものを造るわけではないので、創造力や想像力、発想力が必要になる制作です。

頭の中で描いたものを実際に形にしてみると、なかなか形にならない難しさもあったと思います。何回も様々な素材で試行錯誤して造ることで、素材の特性も徐々に把握してきて、器用に使いこなしてゆくことが出来るようになってゆきます。

はじめから上手にできるわけがないので、見栄えは悪くても自分の力で辛抱強く何回も何回も造る過程が大切です。

まだ完成していない作品は次回も造りたいと思います。時間いっぱいに制作して頂いていたので、生徒さんが帰られた後の粘土の後片付けは大変でしたが、それぞれ個性のある素敵な作品が完成出来上がり、楽しんでいただけたようで良かったです。

寒いので、体調をくずさぬようご自愛くださいませ。

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小学生/色々な種類のお菓子が作られています。クローズアップして観てください。
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小学生/ベッドとクマとテーブルとポット。それぞれのデザインを工夫しました。
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年長さん/お寿司のマグロを造る!と前日から楽しみにされていたそう。ホットケーキと雪だるま、ケーキも加わり楽しい世界に。
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年長さん/滝とキノコと土や岩。思っていたイメージが形にならないもどかしさがあったようです。何回も造ることで、素材の特性を理解すれば徐々に形になって来ます。
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小学生/制作途中。ベッドとテーブルと人。次回の完成が楽しみです。
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小学生/ベッドには寝ている人。机やランドセル、じっくり見ると色々なものがあります。