熊本地震により被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
先日の日曜日は母の日でした。皆さまそれぞれのご家庭で素敵な母の日を過ごされたのではないかと存じます。
工作が大好きなわが子からも、お教室で制作したメッセージカードとわが子オリジナルの飛び出すメッセージカードとカーネーションの絵、公園で摘んだシロツメ草をもらいました。いつもありがとうとか、大好きだよ、という言葉が書いてあるだけで元気をもらったり、叱りたくなる場面でも叱れなくなったり(笑)します。有難うございました。大切にします。
さて、先日土曜日の土曜日前半コースこどもクラスの様子をお伝えしたいと思います。
当教室は5月が1年の始まりです。以前から、お子さん達に水彩の基本的な道具の使い方についてお話ししたいと思っていたので、1年のはじまりは道具の使い方をさせて頂くことにいたしました。
モチーフ(芸術で、創作の動機となった主な思想や題材)は、絵の具の出し方と筆洗いの使い方、混色の方法などを再確認したかったと次の日が母の日ということもあり「カーネーション」にし、その塗り絵を水彩でします。
色の三原色(赤or赤紫、青、黄)と白の絵具のみを使い、混色して沢山の色を造り塗っていきます。筆洗いは①洗い②すすぎ水③つけ水、とに分けると筆洗いの水を何回も変えに行く必要がないこともお伝えしました。
お子さん達には退屈な課題かな?と思っていましたが赤を青と黄の色を少しずつ近づけて新しい色を造る作業はとても不思議で楽しかったようです。
「赤と青と黄色だけでこんなに沢山色ができた!」
「色と色が結婚した!」
ととても楽しそうでした。
水彩絵の具を使って綺麗に塗る、という作業は簡単そうでお子さんにとってはとても難しい作業なのだとお教室を始めてから痛感したので、「綺麗に丁寧に塗る」という作業も上達して頂きたかったのですが、この面倒な作業を全員にしっかりとしてもらうにはもう少し工夫が必要だと感じました。
カーネーションが塗り終わってから、母の日のメッセージカードをまだ造っていないお子さんにはメッセージカードを造って頂きました。このメッセージカードは銀行のカードやお店のポイントカードと同じ大きさになっており、お財布に常に入れておくことができ、ラミネートしてあるので、汚れたり水に濡れたりしても拭き取ればきれいなカードのまま保つことができます。
お母さまがお子さんのメッセージカードをお財布に入れておけますので、少し疲れた時にはどこにいる時にでもお子さんからの
「お母さんありがとう!」「ママ大好き!」
をご覧いただき元気になって頂けたらと思います。
もうメッセージカードを制作し終わっているお子さんには、トランスパレントペーパーでステンドグラスのような工作をして頂きました。とてもかわいらしいですね。定員に空きが出たことを先日ウェブで公開したところ、ここ数日ご体験のお問合せを頂いております。宣伝もしていないこの小さなお教室にご興味持ってくださっている方がいらっしゃることに感謝しております。有難うございます。皆さまに喜んで頂けるお教室にしていけますよう努力してゆきますのでどうぞ宜しくお願いいたします。