今日は台風の予報でしたが早朝に雨足が強くなったくらいで、お天気が持ち直して良かったです。
今日は「デッサン」を行いました。
昨年、リンゴやミカンのデッサンを小学校一年生から五年生のお子さん対象に行ったところ
予想以上に上手に描けたこと
お子さんが上手に描けたことで自身を持つことができ喜んでいたこと
よく見ることで観察力がつき、次の絵画から上達が見られるお子さんがいたこと
以上の理由から、今年もデッサンに取り組むことにいたしました。
中高学年のお子さんには立体的にものを見れるように、低学年のお子さんの発達段階では、まだまだ立体的にものを見ることのできる年齢ではないため「よく見て描く」「影があることを知る」を目標にすることにしました。
デッサンに入る前に色々な本を観ながらお話しをしました。
「和の行事絵本」で9月はどんな季節なのかと、今日の描くものが季節に合わせて「さつまいも」になったこと。
「絵のえほん」や「モネの絵本」で光と影の関係を。
「天才ピカソのひみつ」で小学校6年生くらいの時のピカソのデッサンを。
ミケランジェロの素描も見ました。
それから、6Hから6Bのエンピツの試し書きをして、黒い色でもいろいろなトーンがあることを知って頂きました。
本日のモチーフのさつまいもに懐中電灯を当てて、光が当たる反対側に影が出ることもお話ししましたが、小学校3年生の理科でも勉強する内容なので、理科のお勉強の予習復習にもなったと思います。
お子さん達、時に楽しそうに、時に四苦八苦しながらデッサンを完成させました。とても上手にできたと思います。
今日もここまでお読み頂きありがとうございました。