今日もとても良いお天気で、日中は日差しがとても暖かいです。
先日の土曜日のこどもクラスでは、お子さん達には前回に引き続きはじめての油絵に挑戦して頂きました。どのような画材を使用したのかは前回のBLOGに描いてありますので、ご興味ありましたらそちらをご覧ください。
1/7土曜日前半コース・1/8日曜日コースこどもクラスBLOG🎨「油絵に挑戦!」🎨
前回も御見せしていたのですが、今回も油絵を描く前に私の好きな本を2冊観て頂きました。「絵画の誕生」という絵本のような本で、油絵の誕生についてと、画家が実際に使っていた油絵のパレットのページを見てみました。この本は、長野県の「ちひろ美術館」に置いてあって面白かったので購入してみたものですが、わが子も大好きでよく見ています。お教室に置いてありますので、保護者の方もお迎えにいらした際にお教室に入って御気軽にご覧くださいね。いつでも上がって頂いて大丈夫です。絵画の誕生―洞窟の壁画からピカソまで (知識の泉―Visual arts)
次に、「原寸美術館」という西洋名画33作品の見どころを原寸大で掲載した本を見て、油絵で実際に描かれた絵画の筆のタッチに注目し、水彩との違いを確認して頂きました。この本も、有名絵画の細部まで見れるのでとても面白い本です。海老名図書館にも置いてありました。
さて、実際に制作してみると、油絵はなかなか思うように扱えず、何回も消しては描いてを繰り返すお子さんも多かったですが
「水彩より楽しい!」
というお子さんもいらして良かったです。私は専攻が油絵ではなかったので、数冊の本を見て勉強したものの本格的な指導はできませんが、小学生なら、油絵を本格的に習ってみたいというお子さん以外であれば、堅苦しい技術的なことよりも油絵はどういうものか知って頂くことと、感性に任せて描いて頂くことで充分なのではないかな、と私は思います。
今回も、とても素敵な作品が出来上がり、見ているだけで楽しい気持ちになります。お子さんの作品は大人では作れないような作品が多く面白いです。麻の張りキャンバスに描きましたので、裏の桐の木の部分にガムテープなどで紐をつけてそのままご自宅の壁に飾って頂いても可愛らしいと思います。
保護者の方から「来年また同じ内容で絵を描いたら面白いかもしれませんね!」というお声がありました。確かに成長がわかって面白いと思うので、来年また自由テーマで油絵に取り組んでみたいと思います!お教室を一人で運営していると、客観的に見れないことや、私とは違った視点がないことなどのデメリットがあります。保護者様からからのご意見があるととても参考になりますので、御気軽にお聞かせ頂けたらと思います。
風邪が治ったばかりで、声がかれていてご心配おかけいたしました。皆さまもどうぞご自愛くださいませ。