桜の見ごろもあっという間に過ぎてしまいましたね。
新学期も始まったというお子様もほとんどでしょうか。ご入学ご進学おめでとうございます!
さて、先日の追加レッスンは静物着彩を行いました。
学校などで絵を描く時に、下書きまでは上手くいっていたのに色を塗ったら大失敗してしまった、というお子様も少なくないのではないでしょうか。
そういった事を防ぐために、色はなるべく薄い色から慎重に塗っていく、欲を言えば彩度の低い色から塗っていくことなどが必要です。
また、あえて滲ませて雰囲気を出したいという場合以外には、先に塗った色がしっかりと乾いてから次の色を塗ることもポイントです。
何かを見て描く時、上手に描くポイントは「とにかく描く対象を良く観察する」この一言につきます。
レッスンに参加して下さった生徒さんは、バナナの黄色の中にも色々な色があること、タケノコの色の中にも色々な色があること、影も濃いところと薄いところがあるところなど、 とてもよく観察することができていると思います。
観察の中から新しい発見をし、次の作品に活かして頂けたら更に良いと思います。
次回も頑張りましょう!
こちらはお振替レッスンにご参加頂いた新1年生 の生徒様のパステル画です。少しでも触ると消えてしまうパステルの画材の特性を扱うのに苦心されていましたが、とても想像力あふれる作品ができたと思います。
↓生徒さんがご自宅で描いた絵を見せて下さいました。とても上手ですね!下書きをペンでしていますが、クリスマスプレゼントに皆さんに差し上げたハンドスピナー付きのペンで描かれたそうです。おもちゃのうようなペンが、画材として十分に使えたことに驚きました。吹き流しの技法はお教室で何回かレッスンしました。学んだことを普段に活かして下さったのがとても嬉しかったです。