桜の花の散る姿が美しいですね。
新学期が始まった方もいらっしゃいますでしょうか。ご入学ご進学おめでとうございます!
先日の追加レッスンではリンゴのデッサンを行いました。
デッサンを始める前にデッサンの意味や道具、方法やコツなどの他アルブレヒト・デューラーの素描をご紹介し、そして実際に濃さの違う鉛筆で試し描きもしてみました。
デッサンで大切なことは対象をよく観察し忠実に再現することです。
デッサンが上手になるためだけではなく、自然の観察から学んだり着想を得たりすることは多いので、お子さん達には是非自然のものをよく観察して欲しいです。
観察したものをどう表現したらよいのかはじめは戸惑うと思いますが、試行錯誤して自分なりに表現してゆけるようになって頂けたらと思います。
この日のリンゴのデッサンでも、お子さん達はリンゴの形に沿った線を描いたり、ぴかぴかした質感を出したり、試行錯誤して描いてくださいました。デッサンの時に毎回思いますが、小学生はデッサンが上手ですね!
余談になりますが、先日我が子と東京駅から近い三菱一号館美術館(←click here)の「ラファエル前派の軌跡展」へ行ってきました。評論家・美術評論家のジョン・ラスキンは「自然をありのままに再現すべき」という思想を持っていたそうです。展示されていたラスキンの素描や水彩画にはその思想がよく表れており、見ごたえがありました。
三菱一号館美術館はとても素敵な雰囲気の美術館ですし、大抵の美術館がそうなのですが中学生以下は無料です。近くに無料で入館できるインターメディアテク(←click here)もあります。こちらは東京大学の古い学術研究資料や沢山の標本がアンティークな家具のなか展示されており、とても興味深かったです。
他にも近くには相田みつお美術館や出光美術館、東京ステーションギャラリーなどの美術館がひしめいている場所なので、お時間に余裕がござましたら足を運んで感性を磨いてみてはいかがでしょうか。