1月の中学生クラス・小学生追加レッスン/活動の記録

大寒を過ぎ一年で最も寒さを感じる時期なのですが、今年は立春まで暖かい日が続きそうですね。

今月の中学生クラスの作品をご紹介させて頂きます。中学生クラス・小学生追加レッスンでは羽子板のデザインか苺の着彩か自由課題から選んで制作して頂きました。

中学生は、それぞれの学校によって学んでいる内容が異なることや、生徒さん達それぞれが取り組みたい内容や学校の授業のために強化したい内容が異なるため、課題を自分で選んで頂くようなかたちを取るようにしてゆきたいと思っております。

制作の前に今月は、中学校で学ぶ美術用語の「構想画・空想画・抽象画」の違いについて確認し、その上でシュールレアリスムの作品などを鑑賞いたしました。

羽子板のデザインについては、日本の伝統的な文様の本などを見ながら自分なりにデザインを再構築して制作して頂きました。苺の着彩については、良く観察して自分なりに表現を模索して描いて頂きました。描き方を学ぶのではなく、自分なりの表現を探してゆくことの方が作品を制作してゆくのに大切なことだと思います。

苺の着彩は小学校中学年の生徒さんが描かれたものですが、いつも造ることを心から楽しみにされていたり、熱心に制作に取り組んで下さっているので、教えている側としてはとても嬉しい気持ちになります。

中学生は部活が忙しくお休みも多いのですが、小学校からずっと通って下さっていた生徒さんが来て下さっているので、お休みしながらでも細く長く続けて頂きたいと思い、ゆるく活動しております。これから小学校を卒業されてゆく生徒さんは、懐かしい場所に立ち寄る感覚でご参加頂けたら嬉しいです。また、デッサンや絵を上手に描きたいという新規の生徒さんも勿論是非お気軽にご連絡頂けたらと思います。

私事ではありますが、3月11日から3月16日まで、ハーモニーホール座間のギャラリーにて「水彩画3人展」~水彩画ができるまで~を座間市で開催して頂きます。ポスターなどが手元に届きましたらまた詳細をご案内させて頂きますので、お時間ありましたら是非お立ち寄りくださいませ。