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ご報告が遅くなりましたが、今年度のコンクール入賞入選者は最終的には10名となりました。MOA美術館児童作品展にて3名入賞4名佳作2名入選、他コンクール1名入選です。ご入賞、入選おめでとうございます。
まずは、入賞入選の作品をご紹介させていただきます。
お教室では、お子さんが造りたいという気持ち、造るのが楽しいという気持ちを大切にしております。そのため通常のレッスンでは、こちらから一方的に指導するようなことはせず、お子さんがどうしてゆきたいのかということを大切にし、豊かな創造性や主体性を育みたいと考えております。何をするにしても、自分がどうしていきたいのかという主体性がなくては大きく伸びることはできないからです。
一方、夏休みのコンクールだけは、それぞれのコンクールの入賞入選傾向を把握して、客観的なアドバイスを多くさせていただいております。お子さんがこうしたいと思うものと、コンクールで求められているものとが違うことが多くあるからです。
昨年度はお教室からの入賞入選者が例年よりも若干減少したため、今年度はよりこだわりを持って時間をかけて描いていただきました。
その結果、長時間頑張られて良い結果を得られた生徒さんが多く、本当に良かったです。自分に自信を持ってこれからも頑張ってください。また次の作品を楽しみにしています。
そして、こちらが良い賞が取れると思っていた作品が選ばれなかった生徒さんもいらっしゃいます。生徒さんと保護者の方と同様に私もしばらく気落ちしてしまうこともありましたが、見る人が変われば評価も変わります。世界に一つだけの自分の作品を大切に思い、これからも楽しく制作していきましょう。
各コンクールの展示会場へ足を運びましたが、毎年毎年レベルが上がっているように感じます。インターネット等で情報が無限に得られる時代という背景があるのでしょうか。
コンクール本来の目的の、子どもたちの豊かな心を育てるという原点に都度立ち返りながら指導にあたりたいと思います。