昨年度のコンクール入賞・入選者の作品をご紹介させていただきます。
昨年度より、勝手ながら教室の活動を縮小させていただいております。そのため、ご紹介が大変遅くなりましたが、昨年の夏休みの子供クラスにご参加くださった生徒様は、例年もご活躍されました。
教室を始めたばかりの頃は、コンクールで子供たちの作品に優劣をつけられることに抵抗と嫌悪感がありました。しかし、生徒様のコンクール作品のサポートを長年してきた中で考えが変わりました。自分で描くテーマを決め、納得いくまで描き上げ、何度も挑戦して最終的に賞を取った生徒様は精神的に大きく成長されます。自信や自己肯定感を持ち、挑戦しようとし、物事に凛とした姿勢で向かうようになります。
「つくること」を純粋に楽しんでほしい。一番大切にしているのはそこですが、つくることで思考力や創造性が増し、挑戦しようとし、自分を大切に思えるといった良い副作用がたくさんあります。美術を通して、一つでも多く良い副作用をお届けできるよう、引き続き研鑽してゆきたいと思います。
入賞・入選した生徒様、おめでとうございます。思うようにいかなかった生徒様も、次回こそは皆さんが入賞・入選する番です。頑張りましょう！
入賞入選作品
国際ソロプチミスト座間会長賞を受賞された５年生のSさん。細かい粒をたくさん描いて作品にすると決めました。しかし、描いても描いても粒で表現するのは果てしない道のり。途中で何度もくじけそうになりながら何日もかけてご家庭でもがんばられた結果、今までで一番良い賞をいただくことができました。
小学３年 D君 「カマキリ発見！」
小学５年 Kさん 「がんばって作ったたまごやき」
