蒸し暑い毎日が続いておりましたが、昨日は大分過ごしやすい涼しい一日でした。
近くを散歩していたら、あちらこちらに色々な種類の紫陽花が咲いていてとても綺麗でした。
さて、おとといはこどもクラスでした。今週末は父の日なので、今回は父の日のプレゼントをプラバンで作ることにいたしました。
プラバン工作は、ここ数年沢山の種類の素敵な本も出ていて大人も楽しめます。プラ板に油性マジックで絵を描いてトースターで加熱するとうねるように小さく縮み、可愛らしいアクセサリーのパーツができます。
「どうして縮むの?」と昨日お子さんにも聞かれましたが、調べてみたところ、プラバンはポリスチレンという素材からできており、縮むプラバンと縮まないプラバンがあるそうです。縮むプラバンは、薄く伸ばされたポリスチレンが、熱を加えられることによって、元の状態に戻ろうとする原理を利用した製品だそうです。理科の実験教室でもよくプラバン工作が使われているので、理科のお勉強にもつながりそうですね。「どうして?」と思うことはとても大切だそうです。
プラバンは人気なので、学校やご自宅で作ったことがある!というお子さんも多そうなので、わざわざ絵画造形教室に来て工作するのにはもう一つ!と考えたのが展開図を切り取って作るプレゼントボックスです。
小学校2年生の算数で、箱ができるにはどの展開図が正しいか何個かの展開図から正しい展開図を選ぶ問題が出てきます。お子さん達が楽しく工作する中で、知らず知らずに算数のお勉強の足しにもなったらよいな、と、プレゼントを入れるものを袋ではなくギフトボックスにしました。
ここは絵画造形教室なので、勿論美術的要素も忘れません。プラバンはいつもお世話になっているお父様に心をこめて素敵に、ギフトボックスはパッケージデザイナーになったつもりで作っていただきました。
スイーツのパッケージデザインの本をお子さん達にお見せして、この素敵な箱はただあるのではなく、デザイナーさんが考えに考えて作っているお話をしていたのですが
「その箱知ってる~!」
と、高級スイーツをご存知のお子さんが多くびっくりしました。
お子さん達はプラバンとギフトボックスをとても楽しんで作っていらっしゃいました。
お子さん達がデザインしたギフトボックスに入った
「パパ大好き」
「いつもありがとう」
が沢山書かれたプラバンを父の日にプレゼントするのが楽しみですね!どうぞ楽しい父の日をお迎え下さい。
今回の工作を、プラバンとどちらにするのか悩んだのが「らくやきマーカー」です。Instagramで話題沸騰しており、100均で白いお皿などを購入し「らくやきマーカー」で絵を描いて家庭のオーブンレンジで焼くと、自宅でも手軽に楽焼を楽しめるという優れものです。
焼いた後に1時間冷ます工程があるので、時間的に今回は諦めましたがプレゼントにうってつけなのでご自宅で作ってみたらとても楽しいと思います。ネットショップでは売り切れや、あっても値段が高くなっているようです。無印良品でも販売しています。