自画像を描こう☆Part2

肌寒い雨から一転、連日厳しい暑さが続いておりますね。皆様お元気にお過ごしでしょうか。

おとといはこどもクラス前半でした。前回に引き続き、1学期の最後の月なのでお教室のはじめに賞状をお一人お一人にお渡しし、自画像を描きました。夏休みの宿題の絵画を描く前に人物を上手に描けるようになって頂こうと思い自画像を描いて頂くことに決めたのですが、賞状をどうしてお渡しすることにしたのか、自画像を描く前にどういった御説明をしたかなどは前回と同じですので、前回の「自画像を描こう!」←click here をお読み頂けたらと思います。

今回お渡しした賞状は「発想力賞」「独創性賞」「巧(完成度)・優秀賞」「生動賞」「芸術賞(芸術的)」などです。文字を見てわかりづらいものは「生動賞」だと思うのですが、「生き生きしていること」を言います。気韻生動という言葉がありますが、「絵画や他の芸術作品などに、生き生きとした生命感や迫力があり情趣にあふれていること」を意味しています。

いつも一生懸命最後まで作品を造り、他のお子さんの面倒を見てくれ、こちらが片付けはしなくて良いです、と言ってもご自分で必要なことを考えて片付けをお手伝いしてくれるしっかり者の小学校5年生のお姉さんには、特別に優秀賞も差し上げました。とても感謝しています。

(お片づけは教育的に考えたらお子さんにお願いしたいのですが、制作時間が1時間半と短いので制作時間をしっかり確保したいのと、流し台が小さく一つしか無いのでお子さん全員がバケツなどを洗うのは難しいことから、お子さんにはお願いしておりません。身の回りのゴミやエンピツなどを簡単に片付けることはお願いしております。)

毎回制作時間1時間半で描き上げていただくので、絵画を1枚完成度を上げて描いていくというよりは、毎回「今回は新しい技法を身につける」「今回は体の仕組みを理解して人物を上手に描く」「イメージをふくらませて描く」などテーマや目的を持って絵画に取り組んでおります。ですので、全体の完成度としてはもの足りないところも出てくるかもしれませんが、年間を通して色々なことを身に着けていって1年ごとに成長していってもらいたいと考えております。

今回は、体の仕組みや顔のパーツの配置、しっかり見て描くことなどに重点を置きました。人物画がはじめてのお子さんもいらっしゃる中、皆さん鏡を一生懸命見てとても良く描けたと思います!前回の模写では、難しかったせいもあり途中で苦しくなるお子さんもいらっしゃいましたが、今回は最後までしっかりと頑張ることができました。

夏休みの宿題の絵画では、お教室で学んだことを活かして仕上げて頂けたらと思います。夏休みまであと少しです!

今週は暑い日がまだまだ続きそうですので、体調を崩されませんようお元気でお過ごしください。

 

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小学校低学年

 

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小学校高学年

 

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小学校低学年

 

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小学校中学年

 

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小学校中学年