爽やかな秋晴れで、清々しい気持ちになります。
おととい土曜日はこどもクラスでした。前回の絵画と同じ内容の「自分の行ってみたい世界を描いてみよう!」を行いました。
創造する、想像する、発想する、を培おうと行ったこのテーマ。どうしてこの内容なのか詳しくは前回のBLOGに書いてあります。「自分の行ってみたい世界を描いてみよう」←click here お時間あればご覧ください。
今回のチャレンジャーは自由な発想が得意なタイプの小学校1年生2年生3年生の女の子です!前回もそうだったのですが今回もお子さんの絵画のイメージを形にするために、下の画像のようなワークシートのようなものを使いました。絵を描くためのエスキースです。「今日はパンダを描く!」と楽しみにしてきてくださったお子さんも。イメージが決まったら、図鑑や絵本を参考にしながら描いていきます。
制作の途中も、ずっと
「わたしもパンダになっているところ」
「オレンジの部屋と水色の部屋があって、私は真っ暗なお部屋にいて外は雨が降っているの」
とひたすら想像の世界で楽しみながら作品を仕上げることができました!
性格にもよりますが、自由に発想できる年齢は小学校2年生くらいまでが一番盛んで、小学校3年生くらいになってくると何かを参考にして上手に描くというようなことを自分から重要視しはじめてくる感じがします。
創造力、想像力、発想力を大切に育むには、お子さんが小さいうちは、どんなに不格好なものができたとしてもお子さんの力に任せて矯正しようとしないことが大切だな、とわが子の子育てを通して実感してきました。
絵は、現実ではない平面の世界に自分の世界を造れるところに魅力があると思います。
夏目漱石の「草枕」に
「住みにくき世から、住みにくき煩いを引き抜いて、有難い世界をまのあたりに写すのが詩である、画である。あるいは音楽と彫刻である。こまかに云えば写さないでもよい。ただまのあたりに見れば、そこに詩も生き、歌も湧く。」
とありますが、なるほどな~と思います。渋いですが(笑)
と、こんな訳で三人娘さんの、楽しい世界が出来上がりました。私もこの世界に行ってみたいです!
それでは今日もここまでお読み頂き有難うございました。