色とりどりの木の葉が、秋の深まりを感じさせてくれます。
昨日の日曜日のこどもクラスは、ご体験にいらして下さったお子さんをふくめ3人が年長さんのお子さんでした。
お教室の内容は、その時に参加されるメンバーのご年齢と性格などを考慮して決めています。今回は小さなお子さんでも大きなお子さんでも楽しめるような絵画ということで、コラージュやドリッピングという技法を使って秋らしい紅葉の木を描いて(造って)みることにいたしました。
はじめに、季節のことを知って頂こうと、「和の行事えほん秋と冬の巻き」という絵本の10月のところを読んで差し上げました。一生懸命聞いてくれる姿もとにかく可愛らしい年長さん。それからクレヨンや水彩絵の具を使って世界に一つしかない自分だけの色紙を造りました。それから木の幹を描き、枝の部分をドリッピング(吹き流し)し、色紙の紅葉の葉を切り張りし、完成です!
絵が大好きで何枚も何枚もお家で絵を描くというお子さんは、一色ずつ色を重ねるたびに
「この色とこの色が重なったらこんな色になって綺麗になった~」
と、色を楽しんでくれました。
「紅葉の木を造りましょう」としか伝えていないのに、木に鳥が飛んできているのを描いたり、秋らしいキノコを描き加えてみたり、紅葉を楽しんでいる女のひとやお殿様らしき人がいたりと
小さなお子さんは、教えなくても小さな芸術家なんだな~、と感心させられてしまいました。
毎日が慌ただしくて、山の紅葉を見に行きたいな~、と思いながらも行けなかったので、お子さん達のこの作品の紅葉でとても楽しませて頂きました!
お子さんたちから、ハロウィン🎃やらないの~?と聞かれました。ハロウィンより紅葉、と思ってしまうところが昭和生まれの私ですが、来年はやってみましょうね!皆さんもどうぞ楽しいハロウィン、素敵な秋を楽しんでください。