今日は日差しが暖かかく、洗濯物を干していると微かに春の兆しが感じられたような気がいたしました。
さて、前回のBLOGでも書きましたが、わが子のインフルエンザなどでレッスンを数回お休みしてしまったのでその振替レッスンを日曜日に行いました。
まだデッサンをされたことの無いお子さんがいらしたので、人数の少ないこの機会にみっちりご指導できるかと思いデッサンにいたしました。
毎回デッサンの時にお話ししてきたように、dessin(デッサン)はフランス語で、日本語では素描と言い、英語ではdrawing(ドローイング)ということをまずお話しし、エンピツも6Hくらいから6Bまであることとその試し描き、練ゴムの使い方などをレクチャーしました。
それから懐中電灯をモチーフのリンゴにあて光と影の関係を確認してもらったり、球体の発砲スチロールで影の出方を確認したりしてから描き始めて頂きました。
デッサン1回目のお子さんのモチーフはリンゴ、2回目のお子さんにはバナナがモチーフです。
「とにかく実物をよく観察すること」
を大切に、忍耐強く描き進めてゆくと、はじめは「上手に描けるかな?」と心配そうだったお子さんも、とても上手に描けました!
何回かデッサンを行ってきましたが、小学生はデッサンがとても上手に描けることがわかりました。想像力や創造力が必要な自由な絵画のほうが、お子さんが日々見てきたもの感じてきたものの積み重ねが出たりするので、お教えするのも難しいし、1日で良くなるようなものではないと思います。
上手な絵と良い絵は必ずしも一致しないので、上手に絵を描かせようと教え込んだりすることを嫌悪する方もいらっしゃいますが、どんなに素晴らしいものが内面にあろうとも、表現する力がなければ形にならないと思うので、お教室ではこういった着実に力をつけられるものと、創造力を養うようなものと両方をバランスよく行っていきたいと思います。
レッスンをお休みしてしまいご迷惑をおかけいたしました。これからも、お子様が楽しくてためになるお教室にしてゆけるよう私自身も勉強して励んでまいりますので、今後とも変わらぬご愛顧をお願い申し上げます。インフルエンザで学級閉鎖などにもなっているようですので皆さまも御体に気を付けて下さい。