明日は七夕ですね。お子さんたちは今年は短冊に何の願い事をしたのでしょう?
さて、先日土曜日のこどもクラスでは、夏休みの学校の宿題の絵画などに備えて「背景を工夫しよう」を行いました。
絵画の背景を描くときに、大体のお子さんが絵具のチューブから出したそのままの色を、そんなに迷わずに決め塗っています。
背景を工夫することで見え方が変わってきますし、見せたい「絵の主役」を引き立てることができますので、低学年のお子さん以外はもっとじっくり悩んで決めて頂きたいところです。
背景を変えることで、絵の中で見せたい「主役」が違って見えてくることをお子さんたちに実感して頂きたく
はじめに何種類か技法などを用い背景をつくってもらい、後から自分の顔を描いた画用紙を切り抜き、背景の「着せ替え」をしてもらいました。
技法はマーブリング、ドロッピング、にじみなどを試してみました。
マーブリングは
「やったことがある~」
というお子さんもいらっしゃいましたが、何度行っても楽しいようです。
マーブル模様が刻々と移り変わるのを飽きずにご覧になっていました。
完成した背景を縦にしたり横にしたりし、自分の顔を描いて切り抜いたものを背景の画面に合わせ、上下や左右にずらし、その度に雰囲気が変わるのを確認して頂きました。
お子さんたちは普段直感的に絵を描いていますが、低学年のお子さん以外はもう少し手を止めて、色やバランスを考えて取り組んで貰えるきっかけにして頂けたらと思います。