秋らしいお天気が続いておりますね。
先日の日曜日のこどもクラスでは「マイキャラクターを創ってみよう」を行いました。
前々回の絵画では「デッサン」前回の絵画では「技法を学ぼう」を行いました。どちらも絵画の技術を上達させるような内容でしたので、今回は創造性を育むような内容にしたいと思いこの課題にいたしました。
芸大美大を卒業して、造ることを諦めずに続けていった人が成功しているように感じます。現在上手か下手かというよりも、造ることや美術が好きかどうかが大切だと思うことが多いです。
落書きだと時間を忘れて絵を描き続けているお子さんが、絵画のレッスンになると手が止まってしまうことがあります。自分の描きたいものを描いて、まずは描くことを楽しいと思って頂くのにも、普段の落書きの延長線上にあるこの課題は良い内容だと思います。
ただ落書きの延長では自宅で描けば良いという話になってしまいます。そこで「美術ってなあに?」という良い本を見つけたので、その本の中からイラストレーターを父に持った「キース・へリング」の絵と「フリーダ・カーロ」の「ザ・フレーム」という作品をご紹介いたしました。
フリーダ・カーロのザ・フレームという作品は絵の中に額のようなものを描き、見る人の視線を人物に誘導しています。これを参考に、お子さん達の作品にもマイキャラクターに合ったフレーム(額)をつけて頂くことにいたしました。
お子さん達、こちらの思惑にしっかりはまって下さいました。いつもは手が止まってしまうお子さんも、とにかく楽しそうに描いて下さっている姿が嬉しかったです。
お子さん達の「マイキャラクター」の名前、年齢や住んでいるところなども考えて頂きました。
住んでいる所が町田だったり、得意なことが寝ることだったり、名前が面白かったり、完成作品の下に詳しくそれぞれのキャラクターについて書いて頂きました。思わず笑ってしまう楽しい内容なので、クリックして拡大してご覧頂けたらと思います。