もうすぐ立春ですが、今日は雪の降りそうなお天気でまだまだ寒さが厳しいですね。
さて、昨日の夜は皆既月食で赤銅色の月が見られました。月食はご存知の通り、(太陽からの光を受けた)地球の影の中を月が通過することによって、月が暗くなったり欠けたように見える現象です。
月がだんだん地球の影で欠けてゆき、皆既月食が起こり月が赤銅色になる姿はなんとも幻想的でした。そして、私たちが住んでいる地球が宇宙の中にあるのだな、と改めて感じさせられる時間でもありました。
幻想的で不思議な雰囲気を作り出す「影」。
皆既月食からヒントを得たわけではないのですが、今回は影を使った作品を造ってみてはどうかと考え、お子さん達が楽しめる題材として提供するために影絵のシアターを造ることにいたしました。
お子さん達が制作をはじめる前に、色々な作家さんの作品を知って頂き抱く藤城清治さんの作品や、イギリスの現代美術作家のコーネリア・パーカーさんの作品などをご紹介させて頂きました。
それから、段ボールを使って影絵を演じる舞台である「シアター」をそれぞれのデザインで造って頂きました。
後は思い思いの影絵(切り絵)を造り完成です。
お子さん達、完成して実際に「シアター」で影絵を見てみたら、とても楽しかった様子です。
切り絵はお子さんには難しいかと思っていたのですが、低学年のお子さんでも大人顔負けに上手に切り絵を造ったりされたのには驚きました。
ご自宅でも是非続きを造って頂き、親子でご兄弟でお友達同士で楽しんで頂けたら嬉しいです!
インフルエンザが猛威を振るっておりますので、お体にお気をつけてお過ごしください。
(画像はクリックで拡大いたします。)