11月の中学生クラス/活動の記録/着彩・粘土で造る

暦のうえでは冬となりましたが、穏やかで温かいですね。

先日の中学生クラスの作品をご紹介させて頂きます。着彩が終わっていない生徒さんには着彩を仕上げて頂きました。

学校用の12色程度の水彩を使って描きましたが、お教室の生徒さんは混色がとても上手でカボチャの色合いが本当に良く描かれていると思います。

着彩が終わった生徒さんには、石塑粘土で塑像を造りました。

石塑粘土とは石の粉からできている粘土のことです。紙でできている紙粘土と違い、成型しやすく乾燥すると削ることもでき、軽量になり強度があるのでアクセサリー作りなどにも適しています。紙粘土より、仕上がりが艶やかな感じもしました。

私も試作してみましたが、とても扱いやすかったです。小学生にも使って頂きましたが、紙粘土の方が成型中に接着しやすいので、紙粘土の方が良いという声もありました。

作品を長持ちさせたいと思ったら、やはり紙粘土より石塑粘土の方が良いかもしれません。

さて、レッスンの内容です。中学生の美術の授業で彫刻も行われるので、作品を造り始める前に彫刻の基本的な用語などにも少しふれてゆきました。皆さん、一回お話しただけで内容をしっかりと覚えて下さいました。

今回がはじめての塑像の作品なので、今回は粘土に慣れて頂くことが目的です。ですので、自由に好きなものを造って頂きました。中学生をみている限りでは、石塑粘土はとても使いやすいように感じます。

次回、作品をお渡しする時に粘土で作品を造るにあたってどんな注意をしていったら良いのかを、アドバイスさせて頂きたいと思います。

中学生になると部活に勉強にと本当にお忙しいと思いますが、高校受験の際の内申点も気になるところかと思いますので、真剣に取り組んで頂けたらと思います。

そして、お教室での経験をふまえ、学校でより良い作品を造って頂きたいと思います。