紫陽花が美しい季節になりました。
こどもクラスでは、毎年この時期に有名絵画の模写をしてきました。今年の模写はクロード・モネです。
はじめにクロード・モネがどんな画家なのか、モネの使っていたパレットやパイプや眼鏡、どんな邸宅に住んでいたのかを写真で見てみました。
また、「積みわら」「ルーアン大聖堂」「睡蓮」などの連作は、時間とともに移ろいゆく光とその印象を捉えるために描かれたことについてもお話させていただきました。
それから、模写をすることの意味についてや、模写する時に気を付けて欲しいことなどについてお伝えしました。
お子様はチューブから出した絵具を混色せずにそのまま使ったり、筆遣いを単調にしがちです。
模写をする時には、モネが使っていた色に近くなるように混色したり、筆のタッチを真似てみることで、モネがどんな工夫をしていたかを確認するようにお話しました。
模写するモネの絵は、「チャリング・クロス橋」「ジヴェルニー・春の効果」「アルジャントゥイユの船だまりとヨット」の3作品から選んでいただきました。
生徒さん達は、何とかモネの作品に似せようと混色したり、筆使いを工夫したり、時にはため息をついたりしながら頑張って模写を仕上げてくださいました。
模写をしているモネの絵が、どんな季節のどんな時間に描かれたのか想像していただくことで、空の色も一種類ではないことを体感していただけたのではないでしょうか。
今回学んだことを、次に生かしていただけたら嬉しいです。
↓土曜日前半クラス作品↓
(画像はクリックで拡大します。是非拡大してご覧ください。)
↓日曜日前半クラス作品↓
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↓土曜日後半クラス作品↓
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↓日曜日後半クラス作品↓
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