12/8追記/コンクールに3名入賞2名入選(夏休みこどもクラスご参加者)の他、入選入賞作品のご紹介/まとめ

小学生と中学生の生徒さん達の夏休みコンクール応募作品の結果がほぼ出揃いましたので、今年度の結果をご報告させていただきます。

今年度の夏休みこどもクラスからは、3名入賞2名入選という結果となりました。入賞入選された生徒さん、おめでとうございます!

※作品はこのページの最後の方に全て掲載させていただいております。

入賞された生徒さんの中には、夏休みの間、コンクール応募作品をずっと描いていたという生徒さんもいらしたので、頑張られた甲斐があり本当に良かったです。

お教室では、お子さんが造りたいという気持ち、造るのが楽しいという気持ちを大切にしております。そのため通常のレッスンでは、こちらから一方的に指導するようなことはせず、お子さんがどうしてゆきたいのかということを大切にし、豊かな創造性や主体性を育みたいと考えております。何をするにしても、自分がどうしていきたいのかという主体性がなくては大きく伸びることはできないからです。

一方、夏休みのコンクールだけは、それぞれのコンクールの入選入賞傾向を把握して、客観的なアドバイスを多くさせていただいております。お子さんがこうしたいと思うものと、コンクールで求められているものとが違うことが多くあるからです。

昨年はコロナの影響でコンクール自体が開催されなかった市もあり、今年度は2年越しのコンクール応募だった生徒さんが殆どでした。

生徒さんが参加されたコンクールの入賞入選者の展示会場へはほぼ全て足を運びましたが、コロナでご自宅にいらっしゃる時間が増えたことも影響しているのか、全体的なレベルが上がっているような感じも受けました。

座間市のMOA美術館児童作品展では毎年1000人以上の応募があるそうですが、おととし330人程度だった入選者を、コロナの影響もあるのか200人程度に減らしたそうです。お教室の生徒さんの入選者がおととしより少なかったのは、この影響があるのかもしれません。お教室からは2名入賞、1名入選でした。

ご自宅のみで制作されたお教室の生徒さんのYさんも佳作に入選されました。おめでとうございます!!

毎年このコンクールに挑戦されている6年生のAさんは、今年度1175点の応募の中から座間市教育委員会教育長賞受賞をみごと受賞されました。全体から上位2名のみ全国展に出展できる権利も得ることができ、素晴らしい結果となりました。

お教室の夏休みこどもクラスにご参加され、こちらからアドバイスもさせていただきましたが、ご自宅でずっと描かれてていた努力の結晶です。

お教室での小学生のレッスンは月に一回ですが、Aさんは絵を描くことが大好きで中学生のクラスにも追加でご参加くださり、ずっと通ってくださっていました。MOA美術館座間児童作品展へ初めて応募された時には入選、翌年佳作、更に次の年は座間市医師会会長賞を受賞、そして、今回ついに今までで一番良い賞をいただくことができました。

Aさんはこの夏、第2回「SDGs全国子どもポスターコンクール」にもご自宅だけで作品を描かれ応募し、入賞されています。こちらの作品は初めは横描きで描かれていたのですが、応募締め切りの直前に縦描き指定があることに気が付かれ、徹夜して直すという逸話があります。夏休み返上、徹夜した甲斐がありましたね!本当におめでとうございます。

↓クリックで全国子供ポスターコンクールのページへ↓

2021年度 第2回「SDGs全国子どもポスターコンクール」受賞作品発表/応募総数1万1380点!

今年度は防火ポスターコンクールに挑戦してくださった生徒さんもいらっしゃいました。このコンクールは賞などの選出はなく、小中学校の児童生徒559点の応募の中から35点のみ入選と、入選自体が狭き門だったようですが、その中で中学生のYさんの作品が入選しました。こちらも、ご自宅でもかなり長時間かけて丁寧に仕上げていらっしゃったので、良い結果となり本当に良かったです。入選者の中には過去にお教室に通ってくださっていた生徒さんのお名前もあり、懐かしく感じました。

中学生の作品です

やまと子ども絵画大賞に毎年挑戦されているNさんは、はじめは佳作、翌年は最優秀賞受賞、その次の年は優秀賞受賞、今年は大和田園ロータリー賞を受賞されました。おめでとうございます!大賞を目指して来年度も頑張りましょう。

中学生のR君は、学校の部活から学展に応募され入選されたそうです。おめでとうございます!!学展の入選以上の作品は国立新美術館に飾られます。出品料が少々高いのですが、一番良い賞を取るとルーヴル美術館に飾られるという栄誉を得ることができます!こちらのコンクールに挑戦されたい生徒さんは是非お声かけください。

絵画のコンクールは、ペーパーテストのように答えが決まっているものではなく、努力すれば必ずしも報われるものではありません。こちらが素晴らしい出来だと思っていても、結果が思うようにいかない事もあり、保護者の方と一緒にこちらも気落ちしてしまうことも毎年あります。また、審査員の方が変わることで、入賞入選傾向が変わったりすることもあるので、本当に難しいです。

最終的に良い賞を取る生徒さんは、何年も落選し続けたり思うような結果にならなかったりが続いても、諦めずに挑戦し続けています。

残念ながら今年は入賞入選できなかった生徒さんも、これから入選入賞するのにはどのようなことが必要なのかを一緒に考え、また来年頑張りましょう!私も今年度を振り返り、来年に生かしていきたいと思います。

お子さんの今年度のコンクールの結果ではなく、頑張った過程や絵を楽しんで描いた過程が大切です。それはいつか何かの力になり実ると私は思っています。


 

MOA美術館児童作品展(座間) 座間市教育委員会教育長賞受賞 Aさんの作品

全国展への出展資格を得られたそうです。良い結果になるようお祈りしております!


MOA美術館児童作品展(座間)    ざまりん賞受賞 Kさんの作品


第13回「やまと子ども絵画大賞」テーマ:ふれあい  

大和田園ロータリー賞受賞Nさんの作品


MOA美術館児童作品展(座間)  入選  Rさんの作品

小学校低学年の生徒さんの作品です

座間市防火ポスターコンクール 入選 中学生Yさんの作品

このコンクールは入選者自体が大変少なく、中学生部門では座間市全体の中学1年生から3年生までの中から8名のみが入選という狭き門だったようです。おめでとうございます!

中学生の作品です