2月のこどもクラス活動の記録/技法ラボ🎨技法をマスターしよう

梅のつぼみがほころぶ季節になりました。

2月のこどもクラスでは、絵画の技法をマスターすべく「技法ラボ」技法の実験室を行なっております。

絵画の技法には、ドリッピング、デカルコマニー、コラージュ、スタンピング、バチック、スパッタリング、スクラッチ、にじみ、マスキングなどの技法があり、実際にそれらの技法を試しておくことで、お子さんたちが描きたい表現に応用してゆくことができます。そのため、お教室では一年に一回は技法を試すために、技法を使った絵や工作を制作してきました。

技法を使った絵や工作をする場合は技法の練習にじっくり時間をかけられないため、今回はじっくりと技法に向き合うために、技法の実験だけを行うことにしました。

技法の実験に入る前に、作品を制作するときには“自分らしさ”や“自分だけにしかできない”表現をすることが大切だということをお伝えしました。ゴッホの絵画を観てその独特の筆遣いを確認したり、藤田嗣治の絵画の乳白色の肌色は、ベビーパウダーを混ぜて作っていたお話などを、実際にベビーパウダーを混ぜた絵の具で試して描いたものお見せしながらお話させていただき、自分らしい表現や自分にしかできない表現を画家たちが大切にしてきたことをお伝えしました。

それから、一通り技法を試してみながら、様々な材料から新しい技法を生み出すべく、自由に技法を試していきました。

生徒さんたちは、とても楽しく取り組んでくださり、技法から発想して、何か抽象的な絵画のように表現につなげていくこともできたようです。是非、今後の作品作りに活かしていただけたら嬉しいです。

コロナウィルスの感染拡大が未だに収まりませんが、冬が去れば春が訪れます。春まであと少し、お体を大切にどうぞお元気にお過ごしください。

 


↓日曜日前半クラス作品↓

(画像はクリックで拡大します。是非拡大してご覧ください。)

↓土曜日前半クラス作品↓

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↓土曜日後半クラス作品↓

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↓日曜日後半クラス作品↓

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