夏休みこどもクラスの絵画にご参加頂いた生徒様が、現在のところ2名入賞されています。
夏休みが短い中、頑張られた成果です。本当におめでとうございます!
低学年の頃からずっとお教室に通って下さっている6年生のA.Nさんは、毎年コンクールに挑戦され続け昨年念願の入賞、そして小学生最後の今年度は優秀賞を取る事ができました。悔しい思いもしてきた分、喜びもひとしおでした。
4年生のN.Aさんも、毎年コンクールに挑戦されています。昨年は同じコンクールで最優秀賞を受賞され、今年度は優秀賞を受賞され、2年連続で入賞されています。他のコンクールに応募されたご自宅作品も優秀賞を頂いたそうで、本当におめでとうございます。
例年15名~25名程がご参加される夏休み絵画のレッスンですが、今年度はコロナウィルスの影響で開催されないコンクールも多く、夏休みの絵画のレッスンにご参加の生徒様は6名のみでした。その内コンクールに応募されたのは5名です。まだ審査中で結果がわかるのは年明けになるコンクールもあるので、入賞入選されましたらご連絡頂けたらと思います。
こどもクラスの絵画のレッスンでは、夏休みのコンクール応募作品だけは上手に描く、綺麗に丁寧に描く、細かいところまでこだわって仕上げる、客観的に自分の絵を見る、などにこだわって制作して頂いております。
夏休み以外の絵画のレッスンでは、絵を自由に楽しんで描いて頂くことをとても大切にしております。
生徒様の成長の過程を拝見していると、大人の目から見て決して絵が上手でなくても、自信を持って描くことを楽しんできた生徒様の方が、高学年になって魅力のある上手な絵が描けるようになる傾向があります。
自分の絵に自信が持てないと、小学校低学年までは自由に何も怖がらずに絵を描くことができても、中学年頃に絵を自由に描かなくなり、描かないから上達しないという悪循環が生まれているように思います。
それに対して、自分の絵に自信が持てると、楽しくて描き続けている内に上達し、低学年の頃は絵の中に秩序が見られなくても、高学年になり精神年齢の成長とともに絵の中に秩序が生まれ、良い作品が描けるようになっているように見受けられます。
ですので、お教室では生徒様に教え込んだり矯正したりするレッスンはしておりません。楽しく制作していると知らない内にためになるレッスンを工夫して考えるようにしております。
コンクールでもし結果が思わしくなくても、その絵は世界に一枚だけの大切な絵である事、作品を造ることでより創造的に豊かに暮らせる喜びを大事にして頂けたらと思います。
↓夏休みのレッスンの作品です。審査中の作品や、制作途中の段階の作品のお写真もあります。↓